2022年11月13日から15日にかけて長崎県の出島メッセ長崎で開催された第69回日本ウイルス学会学術集会に参加させていただきました。これまで基礎医学セミナーにて研究してきた内容について口頭発表を行いました。
学会当日はシンポジウムや教育講演の後、ウイルス科ごとに会場を分け、口頭発表が行われました。ポスター発表は新型コロナウイルス流行の影響で密を避けるためにWeb上で随時確認できる形となっておりました。
日本ウイルス学会では医学、獣医学、農学、理学、薬学など様々な分野でウイルスを研究されている国内外の研究者の方が成果を発表されます。そのため、医学の分野ではあまり馴染みのないウイルスについても最新の研究に触れることができました。ウイルスが持つ機能は広く保存されている可能性があり、医学以外の分野で研究対象となるウイルスの知見を得ることは、今後、研究を進めていく上で大変有意義であると感じました。
発表は私の想像より大きな会場で行われたこともあり、終始緊張していましたが、会場の先生方から様々なご質問をいただき、自分の研究が他の研究者の目にどのように映るのか、どのような点に注力して研究を進めていくべきなのかヒントを得ることができました。
今回の学会参加は私の今後の研究活動の大きな糧になりました。これまで研究をご指導くださったウイルス学教室の先生方、学会参加に際し、ご支援いただきました学生研究会の皆様に改めて深く感謝申し上げます。
空き時間で長崎の観光もしました。歴史の深い街でした。グルメも素晴らしかったです。