2023年7月8日から9日に、ホテルマイステイズ松山にて開催された、第36回ヘルペスウイルス研究会に参加させていただきました。ヘルペスウイルス研究会は3年ぶりの対面開催で、全ての発表が1つの会場で行われました。私は、基礎医学セミナーで研究を行ってきた内容について、口頭発表を行いました。口頭発表をするのは初めてだったのでとても緊張しましたが、アットホームな雰囲気で先生方のサポートもあったため、自分のイメージ通りの発表をすることができました。一方、質疑応答では鋭い質問もいただき、学会発表の洗礼を受けました。
今回の研究会では、基礎研究から臨床研究まで様々なテーマの発表を聞くことができました。基礎研究では、自身の研究手法やテーマに近いものもあり、今後の研究の参考になりました。また、臨床研究では、診断マーカーや臨床像の話といった、これまで馴染みのなかった内容を聞くことができ、興味深く感じました。また、ヘルペスウイルスという狭い研究領域で、専門性の高い活発な議論が繰り広げられている場面もあり、良い刺激を受けることができました。
今回、自身の研究について発表する機会をいただけたことは大変良い経験になりました。また、私と同じように学生で発表している方もいて、研究をするモチベーションにもなりました。
私の研究しているテーマはまだ分からないことも多いので、今後研究を重ねていきたいと思います。
学会の合間には、道後温泉に行ったり、名物を食べたり、愛媛県の風土も感じることができました。
最後になりましたが、ご指導してくださったウイルス学研究室の皆様に感謝申し上げます。
また、今回の学会発表にあたり、中京長寿医療研究推進財団様にご支援いただきました。ありがとうございました。