この度、2024年5月17日から5月19日の3日間、東京国際フォーラムにて行われました第67回日本糖尿病学会年次学術集会に参加させていただきました。この場をお借りしてその報告とお礼をさせていただきます。
日本糖尿病学会は医師や医学系研究者のみならず、糖尿病診療に関わる看護師やリハビリを行う理学療法士、さらには栄養指導を行う理学療法士など非常に幅広くの人が参加する学会であり、国内の臨床系の学会としては最大級の学会です。会場は東京国際フォーラムを含めた3会場で口演会場が24あり、3日間でシンポジウムが46、口演が800件以上、ポスターが600枚以上と発表も非常に多く、内容も基礎研究から臨床研究、症例報告、栄養指導、リハビリなどとバラエティにも富んだ学会でした。企業展示も医薬品の会社のブースから血糖管理デバイス、血糖管理の電子カルテシステム、さらには運動器具や健康食品などとても幅の広い展示がありました。
今回私は、今まで行ってきた肝臓のZonationとアミノ酸・脂質代謝に関してポスター発表を行いました。ポスター発表は発表3分+質疑応答2分と非常に短い時間であり内容をポスターにまとめて発表するのには苦労しました。しかしながら、糖尿病学会では少数派である基礎系の研究の発表であり、また、学生の発表であるにもかかわらず、多くの方に発表を聞いていただくことができ非常に良い経験となりました。
最後になりましたが、現在まで手厚いご指導をいただき、また、今回このような貴重な機会をいただきました環境医学研究所内分泌代謝分野の堀先生、林先生をはじめとする皆様、また、様々なご支援をいただきました学生研究会の皆様に深く感謝いたします。