2024年6月14、15日に、東京都府中市のクロスウェーブ府中にて開催された、第37回ヘルペスウイルス研究会に参加させていただきました。私は学生セッションにて、「EBVの潜伏感染におけるIMPDH2の役割」というテーマで口頭発表をさせていただきました。
このような学会に参加するのは人生で初めてだったので、どのような雰囲気なのだろうかと少し怯えていましたが、実際学会に行ってみると思ったよりも和やかな雰囲気で安心しました。もちろん学会で発表を行うのも初めてだったので、とても緊張しましたが、3月に学内で基礎医学セミナーの口頭発表を経験していたのが大きく、その時よりは緊張の度合いが軽く済みました。このような発表に慣れていくには場数が大切だということを認識しました。本番の発表はほぼ練習通り行うことができよかったです。発表後には興味を持った参加者の方から複数の質問をいただき、質疑応答の時間の後にも個別に質問をいただきました。いろいろな質問をいただけることは今後の研究の参考にもなりますし、研究のモチベーションにもつながりました。
今回の学会はヘルペスウイルスという専門性の高い分野についての学会ではありましたが、自分が研究しているEBV以外のヘルペスウイルスについての発表も多数あり、とても興味深かったです。また、学生セッションが設けられており、多数の学生が発表を行っているのを目にし、刺激を受けることができました。今回の学会は研究領域の狭さから規模がそこまで大きくはありませんでした。いずれはもっと規模の大きな学会に参加し、発表を行ってみたいという思いが芽生えるようになりました。まずは来年のヘルペスウイルス研究会で発表できるような結果を出すため、研究に励み、徐々に段階を踏んで別の学会にも参加してみたいです。
最後になりましたが、お忙しい中丁寧なご指導をしてくださったウイルス学研究室の木村先生、杉本先生をはじめとする皆様、またご支援してくださった学生研究会の皆様に深く感謝申し上げます。