2024年8月21日から24日にかけて湘南で開催された、免疫サマースクール2024に参加しました。私は3年生の頃より分子細胞免疫学の研究室に所属しており、これまでの研究成果の発表及び更なる研鑽のためこのサマースクールに参加をし、また「免疫関連有害事象を引き起こすHLA-A24 GPRC5Aのエピトープの同定」という演題名でポスター発表を行いました。このサマースクールでは、幅広い大学から免疫学の最先端にいらっしゃる先生がいらっしゃり、講演をしていただいたり、直接お話をお聞きし議論することができ、多くの先生方、また同世代の方から刺激をもらい、4日間という長い時間があっという間に感じるような充実したものとなりました。
今年のサマースクールは100人を越える学生・若手研究者が集まり、初日こそぎこちなさがあったものの、初日から3日目まで、夜には有志のメンバーが集まり日付が変わるまで活発に議論を交わしあいました。各々自身の研究内容を話しつつ質問しあったり、お互いの研究で困っていることを相談しあい、その過程で面白いアイデアがでてくるなど非常に参加して楽しいディスカッションを行うことができました。先生方も参加していただけて、先生方の研究秘話から研究上の悩み相談まで受けていただき、今後のモチベーションともなり大きな刺激となりました。
2日目には研究発表の場をいただき、学外の場としてははじめてのポスター発表を行いました。初めてのことで慣れないことも多く、短い時間で研究内容を伝えきることができず、反省の多い発表ではありましたが、先生方含め多くの方に質問していただき、活発に議論を交わすことができたことは大きな経験となりました。今回学んだことを次に生かし、よりよい議論・発表ができるよう精進していきたいと思います。
サマースクールを通して、免疫学に関わる知識が深まっただけでなく、同世代の学生・研究者の方達と議論を交わし交友を深めることができ、同じ大学だけでなく、様々なバックグラウンドを持つ方達と議論を交わし刺激し合うことの重要性を理解することができました。ここで得た経験を生かし、今後も研究を続けていきたいと思います。
最後に、日々支えてくださる分子細胞免疫学の先生方、スタッフの皆様、学生研究会の皆様に感謝申し上げます。また、今回の学会発表に際して、中京長寿医療研究推進財団様にご支援いただきましたことを深く感謝申し上げます。