2月6−7日に東京大学伊藤謝恩ホールで開催されたグリアデコーディング最終班会議に参加し、2日目に「脳境界マクロファージは脳室を介して大脳皮質原基への侵入に適した特性を獲得する」という内容でポスター発表を行いました。発表では学部生から著名な先生まで多くの方が発表を聞きにきてくださり、思わず考えさせられる質問や自分では考えていなかった視点からのご意見をいただきました。今後の研究をより豊かにする糧となったと思います。また2日間を通して計画班、公募班の先生の研究報告を拝聴し、それぞれの研究がどのように進んできたか、その過程で先生方がどう考えて研究を進めてきたかを学ぶことができました。
班会議への参加は4度目で、少しずつ自分の研究対象から離れた分野の話も分かるようになってきました。互いに研究内容の前提が分かっているからこそより踏み込んだ議論ができると感じています。これぞ学会参加の醍醐味だと思います。グリアデコーディングとしての集まりは今回で最後とのことでしたが、班会議を通じて知り合った方々と今後も交流を続けていけることを願っております。
日頃よりご指導いただいている細胞生物学の先生方、また参加にあたりご支援いただきました学生研究会の皆様に心よりお礼申し上げます。