お知らせ

4年足達洸太さんの学会発表報告

生命情報科学若手の会 第17回年会に参加して

名古屋大学医学部医学科4年
データ駆動生物学所属
足達 洸太

この度、2025年9月19日から21日にかけて神戸理化学研究所(理研)で開催された第17回生命情報科学若手の会年会に参加し、ポスター発表を行いましたのでご報告申し上げます。
私の発表テーマは「マルチオミクスデータを用いた外的要因依存的な細胞状態ダイナミクスの推定」でした。一細胞から得られる遺伝子発現データとクロマチンアクセシビリティの同時計測データを使用し、実験条件や摂動といった条件によって細胞状態がどのような変化を取るのかを深層生成モデルを用いて推定する研究になります。
本年会でのポスター発表は「ワールドポスター」という形式が採用されており、自身の専門分野から少し離れた分野の研究者にも研究内容を聞いていただく良い機会となりました。これにより、多様な視点からの質問やコメントをいただき、自身の研究を客観的に見つめ直し、今後の展開を考える上で大変刺激的な経験となりました。
本年会への参加を通じて、バイオインフォマティクス分野で活躍する同世代の研究者たちと深い交流を持つことができました。これから同じ分野で切磋琢磨していく仲間たちと、研究に関する多角的なディスカッションができたことは、大きな財産になったと感じております。また、会期中には神戸理研の見学ツアーにも参加し、実験ロボット「まほろ」を実際に目の当たりにして心が躍るとともに、国家的なプロジェクトの規模の大きさを肌で感じることができました。
今回の年会参加で得られた、今後の研究に直接役立つ貴重な助言や、同じ分野の研究者たちとの交流による知的な刺激は、今後の研究活動を進める上での大きなモチベーションとなります。
最後に、このような貴重な発表の機会を与えてくださった先生方、ならびにご支援いただきました医学部学生研究会の皆様に、心より深く感謝申し上げます。