2026年3月10日から12日の3日間、東京医科大学にて開催されました第103回日本生理学会大会に参加し、ポスター発表の機会を賜りました。また、大会前日には若手と学生の研究交流会にも参加いたしました。
大会2日目には、「in vivoゲノム編集を用いた音源定位回路におけるランヴィエ絞輪間隔のパターン形成に関わる軸索要因の検証」という演題で発表を行いました。音刺激の伝達や回路による制御、活動依存的なミエリン形成の有無などについて、生理学的な観点から多角的なご意見を頂戴し、これまでの発表とは異なる視点での深いディスカッションを行うことができました。学会ごとの特色によって、同じ研究内容でも生じる議論の方向性が変わる点に大変興味深さを感じました。
また、前日企画の研究交流会では、小グループでの自由な意見交換やその後の懇親会を通じて、同年代の医学生と互いの研究について語り合うことができました。加えて、大学院生や助教の先生方から直接キャリアパスについてお話を伺えたことは非常に貴重な経験でした。特に、他学部出身者の大学院修了後のアカデミアにおけるキャリアパスについては、これまで知る機会が少なかったため、自身の視野を広げる大変良い刺激となりました。
学会の帰路には、会場近くの新宿御苑に立ち寄りました。外国人観光客の姿も多く見られましたが、園内は比較的落ち着いており、まだ咲き始めの桜とともに、都会の喧騒から離れた日本らしい自然を味わうことができました。
最後に、本学会への参加にあたり、日頃より多大なるご指導とご支援を賜りました細胞生理学の先生方、ご支援いただきました中京長寿医療研究推進財団様、ならびに学生研究会の皆様に深く御礼申し上げます。