お知らせ

6年浅井舜さんの学会発表報告

第115回日本病理学会総会に参加して

名古屋大学医学部医学科6年
腫瘍病理学
浅井舜

去る4月16日から18日の3日にわたり札幌にて開催された、第115回日本病理学会に参加してまいりました。私は「心臓線維芽細胞への酸化ストレス蓄積の変容と心虚血との関連」という演題名でポスター発表をしました。

学会期間中は、諸先生方による口頭発表や同世代のポスターセッションを拝聴し、基礎・臨床研究の最前線に触れることができました。また、WHOガイドラインの執筆に携わられた先生方による、研究とは異なる側面でのご苦労や、AI技術・デジタル化に伴う技術的課題、さらには安全管理や個人情報保護の観点など、日頃は伺い知ることのできない貴重なご講演を数多く聴講いたしました。特に印象的だったのは、聴講されていた先生方が発表内容を尊重しつつ、建設的な疑問や意見を積極的に投げかけられていた姿勢です。こうした経験を通じて、研究の奥深さと面白さを改めて実感するとともに、今後の診断病理の展望や、AIの活用方法について深く思索を巡らせる貴重な機会となりました。

 今回の発表では、セッション内にて優秀賞をいただくことができました。来年からは初期研修医として臨床の道へ進みますが、この4年間で培った「新たな知見に対する好奇心」を忘れることなく精進してまいります。そして将来は、臨床経験を強みとして活かせる研究の道へ進みたいと考えております。

ご多忙の中、ご指導・ご支援をいただいた浦野先生をはじめとする腫瘍病理学研究室の先生方、並びに、学会参加にあたりサポートしてくださった学生研究会の皆さまに、心より感謝申し上げます。

以上、ささやかではありますが、私からのご報告とさせていただきます。