お知らせ

6年野々垣元夢さんの学会発表報告

IIBMP 2026に参加して

名古屋大学医学部医学科6年
愛知県がんセンター研究所システム解析学分野
野々垣 元夢

2026年8月26日から28日の3日間、神奈川県小田急センチュリーホテルで開催された日本バイオインフォマティクス(IIBMP)学会年会・第14回生命医薬情報学連合学会に参加しました。
「構造的心疾患のスクリーニングに向けた心電図時系列データからの3次元空間特徴抽出モデル」という演題でポスター発表を行いました。3年次の基礎医学セミナー以来の発表で、学会での発表は今回が初めてでした。
発表では、医学・生命科学・情報科学・工学など、さまざまな分野の先生方と活発な議論をすることができました。発表を通じて、興味深い点や疑問点、今後の改善点など多くのフィードバックをいただき、研究内容やその伝え方を見直す貴重な機会となりました。また、自分の研究分野をよく知らない方にも興味を持ってもらうためには、研究の目的や独自性、最も伝えたいメッセージを、いかに簡潔かつわかりやすく伝えるかが重要であることを非常に実感しました。
また、多くのセッションや講演に参加し、最新のバイオ×AIの動向を知ることができました。中でも、ゲノムの塩基配列を文字列のように捉え、大規模言語モデル(LLM)の考え方を応用するゲノム言語モデル(gLM)の研究やPhysical AIを活用してバイオ領域の実験そのものを自動化しようとする研究が進められていることが印象的でした。
機械学習は、今回の研究で初めて本格的に取り組んだ分野でしたが、臨床実習などと並行しながら研究を進め、その成果を学会で発表するところまで辿り着けたことは、私にとって大きな経験となりました。
これまで熱心にご指導いただき、学会発表の機会を与えてくださった、山口先生や武藤先生をはじめとする愛知県がんセンター研究所システム解析学分野の皆様に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
また、今回の学会参加に際してお世話になりました学生研究会の安部様や黒田先生、そしてご支援いただいた中京長寿医療研究推進財団様に重ねて御礼申し上げます。