お知らせ

5年川﨑亮さんの学会発表報告

第122回東海心臓外科懇話会に参加して

名古屋大学医学部医学科5年
病態外科学講座心臓外科学所属
川﨑 亮

9月12日に浜松で開催された第122回東海心臓外科懇話会に「心室中隔解離および左室瘤を合併した急性心筋梗塞後心室中隔穿孔に対してImpella CPを用いて待機的手術を施行した1例」という症例報告で発表しました。
名古屋大学心臓外科で大学3年生から技術補佐員として活動し、5年生になり臨床実習が始まり、臨床を実際に体験できるようになったことから「ケースレポートで論文を書きたい」と思うようになりました。心臓外科の先生方にお願いをしていたところ、六鹿教授から「やってみればいいじゃないか」とご承諾いただき、植村先生から「珍しい症例があったからこれで書いてみようか」とご提案いただきました。論文化を目指していたところ、学会発表の機会があり参加させていただきました。

本学会は東海地方の愛知県、岐阜県、三重県、静岡県で働く研修医から専攻医までの先生方の発表が多かった。症例報告や手術戦略の発表が多く、術前の検査から計画した使用する生体弁・人工弁やグラフトの種類、術中所見から変更を加えた経緯、考察の発表では「なぜ選択されたのか」にそれぞれの施設ごとに特色がありました。質疑応答を通してどういった意図でその方針を選択したのかを拝聴することができ、大変勉強になりました。
若い年次の先生方の発表を拝聴することを通して、将来の姿を具体的に想像できました。医師となってからも学会発表や論文化を積極的に取り組みたいと考えており、そうした機会があること、頑張る先生方が多くいらっしゃることが非常に刺激となりました。
症例報告での発表は初めての経験でした。心臓エコーやCTなどの画像所見の見せ方、手術動画の作成の仕方など学ぶことが多くありました。手術動画作成は、4時間の手術を1分半程度にまとめるので、見せたい意図、この操作が手術に対してどんな意味を持つのかを理解しなければ取捨選択することがむずかしく、動画編集を通して、先生から手術に対する多くの知識をいただきました。

今回の学会発表に際して、中京長寿医療研究推進財団様にご支援いただきましたことを深く感謝申し上げます。
並びに、学会発表の機会を提供してくださった心臓外科 六鹿雅登 教授、沢山の助言を頂き、原稿の校正、当日の共同発表者を務めていただきました徳田順之 病院准教授、論文作成と学会発表資料作りで大変お世話になった植村友稔 先生、発表にあたりご意見くださった心臓外科の先生方、ご支援いただきました学生研究会の皆様にはお世話になりました。
文章にて恐縮ではございますが、この場をお借りして、改めて心より御礼申し上げます。